増刊号特集 泌尿器科周術期パーフェクト管理
注意すべき患者の術前・術後管理
消化器系の合併症を有する患者
村瀬 芳樹
1
,
伴 大輔
1
,
田邉 稔
1
1東京医科歯科大学肝胆膵外科
pp.291-292
発行日 2019年4月5日
Published Date 2019/4/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206594
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Point
◆肝機能障害を有する患者に対しては,術前に肝炎の活動性の評価と肝予備能の評価を要する.
◆肝硬変患者は門脈圧亢進症や腹水といった併存症を有することが多く,術前に耐術能の評価を要する.
◆術後管理では高ビリルビン血症やPT%の低下といった肝不全の兆候に注意し,肝不全の早期発見に努めることが重要である.
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