とびら
親の気持ち
宮前 信彦
1
1千葉県千葉リハビリテーションセンター訓練治療部理学療法科
pp.799
発行日 1994年12月15日
Published Date 1994/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551104140
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私は障害を有した子どもたちと母親に接するとき,自分自身の子育ての経験がおおいに役だっていることに気付かされる.実際考えてみれば,親を経験するということはいろいろなことを体験し,子どもともども自分自身をも発達させるということだからであろう.
われわれ理学療法士は,親が我が子の障害を受容しようとすることを援助するとき(親が子どものありのままを受け入れようとするとき),親の気持ちを思いやり,彼ら自身を受け入れる必要がある.
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