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第30回日本リハビリテーション医学会学術集会の企画
中村 隆一
1
,
佐藤 徳太郎
1
1東北大学医学部附属病院リハビリテーション医学研究施設
pp.283
発行日 1993年4月15日
Published Date 1993/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551103733
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21世紀まで残すところ数年となり,国際的にも主要な保健と医療の課題は「健康増進と疾病予防」および「障害発生予防とリハビリテーション」です.そこで5月20~22日,仙台市において開催される第30回日本リハビリテーション医学会学術集会は「障害発生予防と機能回復医学」をメインテーマと致しました.昨年,我が国では医療法の改正があり,新たに医療提供の理念として「医療は…単に治療のみならず,疾病の予防のための措置及びリハビリテーションまでを含む…」と,リハビリテーションが医療の一角を占めることが明記されました.とかく社会福祉制度の一部と見なされがちであったリハビリテーションも,これからは医療の一環としても提供されることになります.加えて,本年は30回という記念すべき年度に当たります.そこで掲げられたのが上記のメインテーマであり,これに沿って特別講演,シンポジウムとパネルディスカッションなどが企画されています.以下にその内容を紹介します.
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