リハニュース【REPORT】
第10回日本リハビリテーション医学会専門医会学術集会
笠井 史人
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1昭和大学医学部リハビリテーション医学講座
pp.258
発行日 2016年3月18日
Published Date 2016/3/18
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- 文献概要
第10回日本リハビリテーション医学会専門医会学術集会は,平成27年11月28日(土)・29日(日),「専門医新時代 〜今こそアピール,リハ医の真価〜」をメインテーマに,東京御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンターで開催された.
まず千野直一慶應大学名誉教授,石川誠輝生会理事長,下堂薗恵鹿児島大学教授の3人による,メインテーマと同じタイトルのシンポジウム1で始まり,オタワ大学Prof. Hillel M. Finestone氏の招待講演,シンポジウム2「脳損傷者の自動車運転再開を支援するために我々ができること」と続いた.また2つのパネルディスカッション,「リハ医のものづくり」「International researcherとしてのリハ科専門医」が開催され,一般演題ポスターセッションではリハビリテーション科開業医師・一人医長の奮闘記」をテーマに18演題が発表され,それぞれの工夫を凝らしたノウハウが報告された.今回は8つのSIGすべてから企画が出され,多くのハンズオンやディスカッションがなされた.事務局からはハンズオンセミナー「リハビリテーション科診療における超音波診断装置入門」も企画され,多くの教育講演と合わせて,多彩な学習プログラムであったと多方面からご評価いただいている.参加者1,223人で過去最高人数が集まった.最後に本学術集会にご協力いただいた専門医会幹事をはじめとする,日本リハビリテーション医学会会員の先生方に厚く御礼申し上げます.
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