学会印象記
第10回日本リハビリテーション医学会専門医会学術集会
八幡 徹太郎
1
1金沢大学附属病院リハビリテーション部
pp.257-259
発行日 2016年3月10日
Published Date 2016/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552200545
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節目の第10回は笠井史人先生(昭和大学医学部リハビリテーション医学講座)を代表世話人に置き,2015年11月28,29日(土・日)の2日間,ソラシティーカンファレンスセンター(東京都千代田区)にて開催された(図1).学会テーマは「専門医新時代〜今こそアピール,リハ医の真価〜」,すなわち2017年度始動の新専門医制度を強く意識したテーマ設定であった.また,個人的には笠井先生ご自身の日ごろのバイタリティがそのまま文字になったように感じ,笠井先生を代表世話人とする学術集会に実にふさわしいテーマ設定であったと思う.蓋を開けてみれば2日間の参加者は1,200人超という,過去最高の数であった.この大盛況は単なる節目効果ではない.情勢に合ったテーマ設定,企画のすばらしさ,笠井先生の強い意気込みとリーダーシップと人望が相まってリハビリテーション医学学会員の同調をもたらした結果であろう.
本学術集会は開会式後,学会テーマと同じ「今こそアピール! リハ医の真価」のシンポジウム1にて幕開けした.
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