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入門講座 理学療法におけるパーソナルコンピューター活用・5
理学療法研究におけるパーソナルコンピューター活用
The Use of Personal Computer in Physical Therapy. 5: The Use of Personal Computer in Physical Therapy Research
青木 主税
1
,
川合 秀男
2
Chikara AOKI
1
,
Hideo KAWAI
2
1弘前大学医療技術短期大学部
2東京都補装具研究所
1School of Allied Medical Sciences, Hirosaki University.
2Tokyo Metropolitan Prothetic and Orthotic Research Institute.
pp.317-320
発行日 1992年5月15日
Published Date 1992/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551103508
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Ⅰ.初めに
近年,パーソナルコンピューター(以下,パソコンと略.)を中心としたコンピューターの発達と普及は目覚ましいものがあり,われわれ理学療法の日常業務処理および研究分野においても大きな影響を及ぼしている.日本電子工業振興協会によると,パソコン本体の総出荷台数は1991年度は300万台に達すると推定しており,統計的なデータは無いが,多くの病院,リハビリテーションセンターでパソコンが利用されていると考えられる.最近の学会発表や学術誌において,パソコンを用いた定量的測定や統計的手段としてパソコンによるデータ処理が増加してきている.
本稿では理学療法の研究における,パソコンを使用したデータ入力および処理,統計処理,文献検索などの活用を中心にふれてみたい.
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