学会印象記 〈第24回日本理学療法士学会〉
現代日本のウィークポイントに迫る
菅原 巳代治
1
1仙北組合総合病院
pp.575-576
発行日 1989年8月15日
Published Date 1989/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551102839
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第24回日本理学療法士学会は5月19日,20日(実際には前日の18日に地域シンポジウムがあり,3日間だが)の両日にわたり,みちのく岩手県盛岡市において,清水学会長をはじめとする岩手県士会の万全な準備の下,盛大かつ有意義な開催となりました.
岩手の地は,本誌Vol23 No4の紹介にあるごとく,あるいは歴史的にみても,数々の賢人,政治家,国際人を輩出し,古い史実や昔話からも魅力たっぷりの郷土性をもつすばらしい所です.また,今ブームともなっている「奥の細道」の松尾芭蕉もやはり,このみちのく岩手を最大のテーマに来たと言われるほどで,まさに時代に即応した開催地と言えたようです.きっと学会に参加なさった会員の多くは,学会運営の周到さとともに,この地の不思議な魅力にたっぷり浸ることができたのではないかと感じました.
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