講座 運動学・1【新連載】
肩関節の機能解剖と臨床応用
八木 茂典
1,2
,
秋田 恵一
3
Shigenori Yagi
1,2
1東京西徳洲会病院スポーツリハビリテーションセンター
2東京医科歯科大学大学院運動器外科学分野
3東京医科歯科大学大学院臨床解剖学分野
pp.367-375
発行日 2012年4月15日
Published Date 2012/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551102261
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骨
1.肩甲骨(scapula)
肩甲骨は外側端に関節窩があり,5~10°後捻している.関節窩を外側から見るとソラマメ状をしており,前縁にglenoid notchと呼ばれるくぼみがみられる.筆者は同部位を水平内転にて小結節が関節窩に侵入する部位と考えている.
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