特集 これからの理学療法
[鼎談]これからの理学療法―理学療法の過去・現在・未来
半田 一登
1
,
奈良 勲
2
,
内山 靖
3
1社団法人日本理学療法士協会
2神戸学院大学
3名古屋大学
pp.7-16
発行日 2010年1月15日
Published Date 2010/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551101558
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
内山 今日のテーマは「これからの理学療法」ということで,未来を現実的に捉えようとする時には,やはり歴史をよく知ることが大切だと思います.それは単に懐古趣味的にいろいろなことを知るということではなく,「その時歴史が動いた」というような,ある意味の因果やreasoningを通して理学療法の本質と背景を理解する姿勢が必要なわけです.若い理学療法士にとって,日本の理学療法の歩みについて知ることは,今後の展望を考えるうえでの大きな力になると思います.
では,早速ですが,これまでの理学療法ということで,半田さんから,ご自身の体験を中心にお話しいただければと思います.
Copyright © 2010, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.