とびら
中堅?
横山 有里
1
1聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院
pp.857
発行日 2009年10月15日
Published Date 2009/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551101499
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今年も新人を迎え,リハビリテーション部の中でも上から数えるほうが断然早くなった.臨床経験10数年目ともなると,学生時代の同級生はいつのまにか半数以上が仕事をやめ,専業主婦となっている.学生時代や新人時代に,お互いにがんばろうと燃えていたことが懐かしく感じられる.
さらに,10年目となると,世の中では「中堅」と呼ばれるようになる.確かに,昨今の養成校の増加に伴って,若い理学療法士(以下,PT)の割合が増えているが,先輩は何千人もいるはずなのに,もう「中堅」と呼ばれるのはなぜだろう.経験年数が10年を超えた私たちだって,まだまだわからないことはたくさんあるが,学生教育,新人教育を任され,管理職まっしぐらの同級生もいる.
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