紹介
介護予防事業の教育的活用と地域貢献
滝本 幸治
1
,
宮本 謙三
1
,
竹林 秀晃
1
,
井上 佳和
1
,
宅間 豊
1
,
宮本 祥子
1
,
岡部 孝生
1
Takimoto Koji
1
1土佐リハビリテーションカレッジ理学療法学科
pp.960-961
発行日 2008年11月15日
Published Date 2008/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551101295
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はじめに
土佐リハビリテーションカレッジ(以下,本校)の位置する高知県香南市は,人口約34,000人,高齢化率25.9%(2008年2月末時点)と高齢化の著しい町である.同市では,身近な地域で必要とされるサービスを住民に提供する地域密着型の支援システム作りを行っている.その一環として,2002年度から県のモデル事業(当初)として高齢者健診および介護予防を目的とした運動教室に取り組んでいる1,2).本校では2004年度より,学生教育と地域貢献の観点から,これらの事業を積極的に支援している.本稿では2004年度以降,本校が取り組んできた高齢者健診および運動教室の概要について触れ,教育的活用と地域貢献について述べる.
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