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編集後記
鶴見 隆正
pp.82
発行日 2008年1月15日
Published Date 2008/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551101104
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新年おめでとうございます.「一年の計は元旦にあり」と言われますが,読者の皆様の今年の目標はいかがでしょうか.
さて新春号の特集は「地域リハビリテーションにおける理学療法」です.在院日数が短縮されるなか,地域リハビリテーションの核となる介護老人保健施設の理学療法アプローチが質的にも量的にもますます重要度を増しており,その理学療法の効果を具体的に提示することが求められています.ここでポイントとなるのは,理学療法の効果をどのように捉えるか,ということです.効果を身体運動機能やADL能力の変化で捉えるのか,心理行動学的な視点で捉えるのか,介護量的な変化で捉えるのか,など様々ですが,究極的には尊厳のある生活をいかに支援できるかではないでしょうか.
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