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編集後記
鶴見 隆正
pp.700
発行日 2007年8月15日
Published Date 2007/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551101014
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編集後記を書いている今夜は,九州から四国にかけて,7月の台風としては過去最大級の台風4号の暴風雨が吹き荒れていますが,甚大な被害が生じないことを願っています.これも地球温暖化の影響なのでしょうか.
さて,今月号の特集は「病棟理学療法」です.ともすれば病棟理学療法は術直後の短期間のものだとか,体力がないときにやむを得ず行うものだと思いがちですが,その考えは見直すべきです.病棟は,患者の「生命と身体機能」を治療する場,「生活」の場でもあり,理学療法士はこの両方に留意したうえで,地域生活までを視野に入れた一貫性のある理学療法アプローチを行うことが求められています.
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