講座 実践・人事評価・1
公平・公正・妥当・納得性ある人事評価を目指して
松田 憲二
1
Matsuda Kenji
1
1(有)マツダ・ビジネス・コンサルティーション
pp.593-602
発行日 2003年7月1日
Published Date 2003/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551100854
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
人事制度の「構造改革」に挑戦する
人事制度の抜本的な見直しが,企業の大小を問わず行われている.それは,具体的には資格制度・総額人件費管理・降格降職制度・目標管理,そして能力実績志向の「人事評価」などの見直しである.
第1の資格制度は,職務遂行能力を元とする能力主義の象徴的存在であった職能資格等級から,職務成果を問う実績主義の職務等級へ,さらに職務価値と職責成果のほどよい調和を目指す職務・職能等級などへと,処遇体系の見直しが進みつつある.
Copyright © 2003, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.