技術講座 血液
血液検体の保存と検査値の変化
金村 茂
1
1(株)エスアールエル精度保証部
pp.1433-1439
発行日 2001年12月1日
Published Date 2001/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543906625
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新しい知見
臨床に役立つ検査結果は,適切な血清分離と検体の保存があって始めて達成できるものである.今まで発行されてきた臨床検査に関する各種書物には,酵素活性検査の検体保存凍結が安定であると記載されているものが多いが,われわれの実験結果では,CK,ALT,アルドラーゼの保存は冷凍よりはむしろ冷蔵保存が安定であることがわかった.
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