増刊号 誰でもわかる遺伝子検査
Ⅱ.各論—遺伝子検査はどういうときに必要なのか
5.遺伝子検査の今後の展望
遺伝子検査の今後の展望
野村 文夫
1
1千葉大学大学院医学研究院分子病態解析学
pp.1177-1180
発行日 2002年9月15日
Published Date 2002/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543906397
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はじめに
ポストゲノムシークエンス時代に入り,ゲノムからトランスクリプトーム,プロテオーム,さらにはフェノームとの関連が論じられる時代となった.今後の医療の展開は遺伝子検査なしには語れないが,新たな領域であるだけに課題も多い.本稿では遺伝子検査の今後について,技術,情報,人材養成,倫理,医療の面から展望する.
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