検査じょうほう室 生化学:おさえておきたい生化学の知識
富士ドライケムを用いたCRP測定における輸液中マルトースの影響
鈴木 登紫江
1
,
牧内 肇
1
1富士写真フイルム(株)朝霞研究所
pp.856-857
発行日 2002年9月1日
Published Date 2002/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543906296
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はじめに
血液中のC反応性蛋白(C reactive protein;CRP)は,各種の炎症性および組織破壊性疾患において早期に増加する急性相反応蛋白の一種である.CRP検査は炎症性疾患の早期診断だけではなく,疾患の予後の経過や治療効果の判定にも有用であるといわれている.
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