座談会 21世紀の検査を考える・5
21世紀の血液検査の展望
奈良 信雄
1
,
川合 陽子
2
,
東 克巳
3
,
丸茂 美幸
4
,
島津 千里
5
,
渡辺 清明
2
1東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科臨床検査医学分野
2慶應義塾大学医学部中央臨床検査部
3東京大学医学部附属病院検査部
4山梨県立中央病院検査部
5帝京大学医学部附属病院中央検査部
pp.671-683
発行日 2002年7月1日
Published Date 2002/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543906246
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項目が多彩でありかつ診断特異性が高い検査を扱う血液検査は臨床的にも重要であり,20世紀には血液学,特に臨床血液学の進歩とともに順調に発展してきた.しかし昨今の臨床検査領域における経済的な基盤への圧迫が背景にあり,必ずしも臨床検査技師が安心して検査に専念できないケースがまま出てきている.本座談会では21世紀の展望をテーマとして,現状での暗い話から,日進月歩の医学検査の世界での明るい未来を模索していただく.
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