Laboratory Practice 血液 骨髄塗抹標本の見かた
異常細胞の見かた・1 赤芽球系の異常
2.数の異常と形態異常 赤芽球の増加と小型化
西村 敏治
1
,
松谷 章司
2
1NTT東日本関東病院臨床検査科・特別医療技術
2NTT東日本関東病院病理診断科
pp.50-52
発行日 2001年1月1日
Published Date 2001/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543905708
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はじめに
異常骨髄像には数(量)の異常,または形態(質)の異常,あるいは両者が同時に見られる場合がある.赤芽球の数の異常(過形成)は赤芽球の絶対数の増加とともに,成熟段階の比率の異常,形態的には核形の異常,赤芽球の大型化・小型化,赤芽(血)球の染色性の異常など多彩な像が見られる.
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