技術講座 免疫
c-erb B-2の測定と臨床病理学的意義
木藤 孝
1
,
菅野 康吉
2
1(株)ニチレイバイオサイエンス開発センター
2栃木県立がんセンター遺伝子検査室
pp.539-542
発行日 2000年6月1日
Published Date 2000/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543905388
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新しい知見
ヒト化した抗ErbB-2モノクローナル抗体が乳癌の治療薬として最近欧米で相次いで承認されており,近い将来,わが国でも臨床応用されると思われる.この治療薬はc-erbB-2が過剰発現している進行再発乳癌患者に対するものであるため,c-erbB-2測定検査はこの治療対象を決定するうえで,必要不可欠とされている.
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