増刊号 緊急検査実践マニュアル
各論
1.生化学検査
9)AST,ALT,GGT 技術編
山本 慶和
1
1天理よろづ相談所病院臨床病理部
pp.730-732
発行日 1999年6月15日
Published Date 1999/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543903839
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測定方法
血清中のAST,ALT,GGTの測定には分光光度法およびドライケミストリー法がある.AST,ALTは共役酵素によるUV(ultraviolet)レイトアッセイおよびPOD(peroxidase,ペルオキシダーゼ)系に導くpyruvate oxidase法が使われている.GGTはL-γ-glutamyl-3-carboxyl-4-nitroanilide,L-γ-glutamyl-4-nitroanilide,L-γ-glutamyl-3hydoroxymethyl-4 nitroanilideなどのchromogenic substrateを用いた方法が使われている.キャリブレーションはJSCC常用基準法の測定体系に準じた酵素キャリブレーターによるか,正確性が確認された方法を採用する.
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