技術講座 一般
尿一般検査および尿化学検査のためのサンプリング法
松田 ふき子
1
,
松田 儀一
1
1三重大学医学部附属病院検査部
pp.1041-1047
発行日 1997年11月1日
Published Date 1997/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543903271
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新しい知見
高度に進歩した臨床検査の中で,サンプリングの問題は盲点になりつつある.精度が向上し標準化が行われるようになっても,正しいサンプリングが行われていなければ意味がなく,特に尿検査においては検体の採取や保存による影響が大きい.また蓄尿の自動化や多項目同時測定といった時代の変化にも即した対応をしていかなければならない.最も大切なことは,患者の状態を正しく表す検査結果を報告することである.
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