けんさ質問箱
Q ALPのJSCC法における肝疾患と小腸性ALP(ALP-5)との関係
杉田 収
1
,
M.S.生
1新潟県立看護短期大学
pp.885-887
発行日 1997年9月1日
Published Date 1997/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543903241
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ALPはJSCCの勧告により従来のDEA緩衝液からEAE緩衝液に変更になり,アイソザイム間の感度差がなくなりました.このため,従来は小腸由来のALPがほとんど測定されていませんでした.しかし,勧告法の採用により肝疾患で回帰式の予測値から高値側へずれる現象が出てきました.
健常人,ドック検体によるDEA緩衝液(x)とEAE緩衝液(y)の相関回帰式はy=1.62x+41.74になりました.
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