オピニオン
臨床検査技師としての研鑽
村瀬 光春
1
1愛媛大学医学部附属病院検査部
pp.214
発行日 1997年3月1日
Published Date 1997/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543903006
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私たちは小学校から大学までの間に,みずからが好むと好まざるとにかかわらず,勉強ということを経験してきた.国語辞典によると,「勉強とは,①そうすることに抵抗を感じながらも,当面の学業や仕事などに身を入れること.②将来の大成・飛躍のためには一時忍ばなければならない,つらい経験」とあり,楽しいものではないとされている.
何を目的に勉強してきたのかを自問自答してみると,あるときは授業単位を取り,上級に進むためであったり,社会常識を身に付けるためであったり,臨床検査技師資格取得のためであったりした.すなわち,これらは自分自身の質的向上を目標として行ったことである.
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