生体のメカニズム 凝固・線溶系・4
先天性出血傾向とその診断
高松 純樹
1
1名古屋大学医学部附属病院輸血部
pp.758-760
発行日 1996年8月1日
Published Date 1996/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543902855
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はじめに
先天的に出血症状を呈する疾患は,日常臨床では決して多いとはいえないが,適切な診断.治療を失すると,ときには不幸な転帰をとることもある.したがって,その病態の理解とともに,適切な診断が要求される.
本稿では,日常臨床上,重要である代表的な疾患について概説し,合わせてその鑑別すべき疾患についても述べる.
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