画像でみる生体情報・11
画像診断の産科への応用
太田 司
1
,
岡村 州博
1
1東北大学医学部席科婦人科学
pp.969-973
発行日 1995年11月1日
Published Date 1995/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543902543
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
産婦人科における検査方法としては,古くには触診(内診),視診(腟鏡診)が中心であった.しかし,近年になり,細胞診,組織診,X線撮影,CT,超音波断層装置,胎盤採取,羊水穿刺(胎児採血),MRIなどさまざまな検査方法が取り入れられてきている.
MRIは優れたコントラスト分解能と骨によるアーチファクトがない利点とあいまって,骨盤領域の診断に優位性を確立している.画像診断において,婦人科領域では,最も信頼できる検査といえよう.症例1では,さらにMRIの産科における応用について解説する.
Copyright © 1995, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.