技術講座 生理
MRI画像の読みかた[4]骨盤・四肢関節
松尾 みかる
1
,
是永 建雄
2
1岩手医科大学附属病院放射線科
2東京逓信病院放射線科
pp.481-485
発行日 1995年6月1日
Published Date 1995/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543902413
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新しい知見
最近の骨関節領域におけるMRIの話題の1つに関節軟骨の描出,評価の研究1)がある.
われわれの施設でも関節鏡の所見と対比し,その有用性の検討を行っている.その結果,関節軟骨は3-dimentional SPGR法あるいはFLASH法に脂肪抑制をかけると,高-低-高信号を呈する3層構造の帯として認められ(図1-a),びらんがあると欠損像として認識河能であることがわかった(図1-b).
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