増刊号 臨床生理検査実践マニュアル画像検査を中心として
Ⅱ.磁気共嗚画像検査法(MRI)
3.検査の実際
8)四肢・関節
江原 茂
1
,
佐々木 真理
1
1岩手医科大学中央放射線部
pp.211-216
発行日 1995年4月15日
Published Date 1995/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543902356
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MRIは,今日までの長い歴史を持つX線診断に取って代わるものではないが,骨・関節の画像診断を著しく飛躍させた点は大きい.軟部組織や骨髄の病変をとらえるのに鋭敏なMRIは,所見の特異性については今後の検討に待つところが大きいものの,非常に鋭敏な検査であり,単純X線撮影と並んでスクリーニングに適した方法である.
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