検査ファイル
機器●自動尿沈渣分析装置UA-1000
今井 宣子
1
1大阪大学医学部附属病院中央臨床検査部
pp.866-867
発行日 1991年9月1日
Published Date 1991/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543900817
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尿沈渣検査は臨床検査の中でも特に再現性が悪く,かつ人手を要する検査であるため,これまでも自動化は強く望まれていた.
尿沈渣の自動分析装置としては,すでに1985年に米国でYellow Iris1)が開発されている.しかし,本装置は再現性が悪いこと,画像が鮮明でないこと,円柱の検出力が悪いこと,測定に時間がかかりすぎることなどの問題があり2),広く一般に普及するには至らなかった.
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