検査ファイル
腎生検
北島 武之
1
1東京慈恵会医科大学第二内科
pp.170
発行日 1994年2月1日
Published Date 1994/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543901811
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[1]腎生検とは
腎生検法は開放性(手術的)と経皮的(針)とに分けられるが,今日,腎生検という場合には,一般に経皮的腎生検法を指す.
1951年,IversenとBrunによって臨床に応用され た経皮的腎生検法(以下腎生検)は,その有用性がKarkとMuehrkeによって確立されて広く行われるようになった.今日の近代腎臓病学の進歩は,腎生検によって得られた知見の集積に負うところが極めて大である.
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