検査データを考える
血清ビリルビン
坂岸 良克
1
1埼玉医科大学医学部第1生化学
pp.921-928
発行日 1992年10月1日
Published Date 1992/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543901299
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はじめに
黄疸の本態であり,肝疾患のみならず,溶血の指標ともなるビリルビンは1833年にEhrlichが尿中成分として測定を試みて以来,最も広く診断に利用されている検査項目である.
それにもかかわらず,分析機を更新する際,その精度管理は担当の技師をひとかたならず悩ませる項目の1つである.
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