今月の主題 臨床化学とHPLC
技術解説
ビリルビン
坪田 博幸
1
,
佐藤 悦子
1
,
片山 善章
2
Hiroyuki TSUBOTA
1
,
Etsuko SATO
1
,
Yoshiaki KATAYAMA
2
1(株)ヤトロン中央研究所
2国立循環器病センター臨床検査部
キーワード:
HPLC
,
血清中ビリルビン
,
肝機能検査
Keyword:
HPLC
,
血清中ビリルビン
,
肝機能検査
pp.1293-1298
発行日 1996年11月15日
Published Date 1996/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542903163
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各種肝胆道疾患の診断などに重要な情報を提供する血清ビリルビンは,従来からジアゾカップリング反応を利用した方法で測定されるのが一般的である.しかし近年,分析技術の進歩により血清中での存在様式によるビリルビンの測定が可能となってきた.
今回は,HPLC法を用いたビリルビンの分析方法,分画などについて各種報告の中からLauffらの方法に若干の検討を加えた結果を交えて述べる.〔臨床検査40:1293-1298,1996〕
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