技術講座 病理
骨・硬組織の標本作製法と免疫組織化学
永井 教之
1
,
長塚 仁
1
,
石割 裕三
1
1岡山大学歯学部口腔病理学講座
pp.135-141
発行日 1992年2月1日
Published Date 1992/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543900949
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サマリー
骨・歯牙・硬組織を含む組織の標本作製技術は一般的病理標本の場合と基本的に異なるものではないが,免疫組織学的検索の場合には,固定はもちろんのこと,抗原の種類,脱灰液の種類,脱灰期間,酵素処理の選択によって陽性所見に大きな差があることに注目する必要がある.したがって,各自の検査室において前もって十分に検討しておく必要があろう.
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