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病理学講座 消化器疾患の切除標本―取り扱い方から組織診断まで(7)
病理組織標本の作製法
Introductory Course of Gastrointestinal Pathothology (7)
小池 盛雄
1
Morio Koike
1
1東京都立駒込病院病理科
pp.857-860
発行日 1987年7月25日
Published Date 1987/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403112975
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はじめに
病理組織標本の出来を左右する因子は様々であり,周定の程度,パラフィン浸透の程度,染色液の選択,染色標本の脱水・透徹の良否などが影響を及ぼす.病理標本作製の手順・染色の操作などについては専門の組織技術書に譲り1)2),本稿では日常起こりやすい障害について記載し,注意を喚起すると共に,日常使われる特殊染色についても簡単に述べる.
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