検査データを考える
好中球アルカリホスファターゼ
浦部 晶夫
1
1関東逓信病院血液内科
pp.967-969
発行日 1991年10月1日
Published Date 1991/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543900845
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はじめに
好中球アルカリホスファターゼ(neutrophil alkaline phosphatase;NAP)は,分葉核好中球に存在する酵素である.NAPは,慢性骨髄性白血病(chronic myelogenous leukemia;CML)を鑑別するうえで有用である.ここではNAPの臨床上の意義を実例に即して述べてみたい.
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