検査法の基礎
画像検査法の基礎
長倉 俊明
1
1大阪大学医学部第1内科
pp.21-26
発行日 1991年1月1日
Published Date 1991/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543900486
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サマリー
超音波画像診断は,今や臨床の現場においては,必須のものとなってきている.臓器の形態学的診断には,まず行うべき検査となっている.さらに,実時間で観察できる特徴をもっているので,例えば循環器の分野では,心機能評価に使われ,ドップラー効果の応用で,速度変化の情報も得ることができる.
これだけ有効な手段ではあるが,超音波だけではフォローできない場合もあり,各種画像診断のそれぞれの特徴を生かして,組み合わせて診断すべきである.表1に一般的な画像の特徴を示した.これらの原理と特徴について簡単に解説した.
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