Senior Course 血清
—血清検査法の基礎—溶血反応 Ⅰ
浅川 英男
1
1東京医歯大・中検
pp.662-663
発行日 1976年6月15日
Published Date 1976/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542909410
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抗原,抗体のうちいずれか既知,いずれか一方が未知であるとき,それを補体結合反応を用いて知ろうとするときには最初に溶血系を作らなければならない.図に抗原,抗体,補体,溶血系の関係を示した.これは補体結合反応の原理を示したものである.補体結合反応を行うときは溶血素価の測定,補体の正常異種溶血素を取り除かなければならない.
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