技術講座 病理・生化学
レーザーマイクロダイセクションおよび質量分析装置を用いた病理組織由来蛋白質の解析手順—アミロイドーシスの解析を例に
田崎 雅義
1
,
大林 光念
1
,
植田 光晴
2
1熊本大学大学院生命科学研究部構造機能解析学講座
2熊本大学大学院生命科学研究部脳神経内科学
pp.1142-1146
発行日 2021年10月1日
Published Date 2021/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543208505
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Point
●レーザーマイクロダイセクション(LMD)と質量分析装置の原理および特性を理解する.
●質量分析装置を用いたアミロイドの解析は,①病理切片の作製,②コンゴレッド染色,③LMDによるアミロイドの分取,④ペプチド消化・抽出,⑤LC-MS/MSによる測定,⑥データベース解析の6つのステップからなる.
●LMDを用いて,正確にアミロイドを分取する.
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