技術講座 微生物
Clostridioides difficile感染症検査
山崎 行敬
1
,
高野 知憲
2
,
國島 広之
1
1聖マリアンナ医科大学感染症学講座
2聖マリアンナ医科大学総合診療内科学
pp.1148-1153
発行日 2021年10月1日
Published Date 2021/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543208506
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Point
●Clostridioides difficileは医療施設における主要な病原微生物の1つである.
●Bristol Stool Scale≧5の下痢症での検体採取が必要である.
●嫌気培養,グルタミン酸脱水素酵素(GDH)・トキシン,NAAT検査の特徴を踏まえ,適正な検査が行われる必要がある.
●再発を含めた診断が抗菌薬適正使用のうえで重要となる.
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