Q&A 読者質問箱
“IMT-C10”の臨床的意義を教えてください.
濱口 浩敏
1
1北播磨総合医療センター脳神経内科
pp.832-835
発行日 2021年7月1日
Published Date 2021/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543208449
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
Q “IMT-C10”の臨床的意義を教えてください.
A 頸動脈の内中膜厚(intima-media thickness:IMT)については,従来はmax IMTとmean IMTの両者を計測していましたが,「超音波による頸動脈病変の標準的評価法2017」1)では,max IMTは総頸動脈,頸動脈洞,内頸動脈の3カ所で評価することになりました.また,mean IMTの計測方法が一部変更され,10mm内の多点計測が基準となり,手動計測よりもtrace法での計測が提案されました.さらに,定点計測としてIMT-C10が新たに追加されました.
Copyright © 2021, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.