増刊号 エキスパートが教える 心・血管エコー計測のノウハウ
1章 心エコー
左室流入血流と僧帽弁狭窄
川井 順一
1
1神戸市立西神戸医療センター臨床検査技術部
pp.260-279
発行日 2019年3月15日
Published Date 2019/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543207506
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Key Point
1.E波,A波,DT,E/A
・カラードプラガイド下で左室流入血流方向とエコービーム方向が平行になるような断面を設定する.
・左室流入血流速波形の記録では,サンプルボリュームの位置を拡張早期の僧帽弁弁尖先端部に設定する.
・サンプルボリュームの幅は1〜3mmに設定する.
・ドプラゲインとフィルターを調整して,波形の開始点と終了点を明瞭に表示させる.
・時間計測の項目が含まれるので,スイープ速度は50mm/sec以上で記録する.
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