今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例
Ⅰ.心臓超音波
僧帽弁逸脱による高度僧帽弁逆流
登尾 薫
1
,
川井 順一
1
1神戸市立西神戸医療センター臨床検査技術部
キーワード:
心エコー
,
有効逆流弁口面積
,
EROA
,
僧帽弁逸脱
,
高度僧帽弁逆流
,
Vena contracta
,
逆流ジェット面積
,
肺静脈収縮期逆行波
,
レポート
Keyword:
心エコー
,
有効逆流弁口面積
,
EROA
,
僧帽弁逸脱
,
高度僧帽弁逆流
,
Vena contracta
,
逆流ジェット面積
,
肺静脈収縮期逆行波
,
レポート
pp.636-641
発行日 2020年6月15日
Published Date 2020/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542202382
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本疾患の超音波検査の進め方
■基本手順
1.僧帽弁の弁葉の表記法に従い,表記する
僧帽弁各部位の表記は,Carpentierら1)が提唱した僧帽弁の解剖学的名称が用いられる(図1)1).これは,内科医や外科医の相互理解が得られるように簡略化されたものである.
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