技術講座 生理
シリーズ 脳神経外科分野における術中神経モニタリング・2
—step up編—代表的な誘発電位の特徴
高谷 恒範
1
1奈良県立医科大学附属病院中央臨床検査部生理循環機能検査室
pp.51-61
発行日 2019年1月1日
Published Date 2019/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543207459
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Point
●波形低下時のシミュレーションを行い対応に備える.
●クリップ直後の急激な波形上昇は,虚血の反応の可能性(低下,消失の前兆)があるので注意が必要である.
●術操作と関係のないCMAPコントロールが肝となる.
●筋弛緩剤の投与状況により,①TOF値の確認,②拮抗剤の使用確認が必要となる.
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