増刊号 現場で“パッ”と使える 免疫染色クイックガイド
1章 こんなときどうする? 免疫染色の“困った”を解決
困った② 陽性対照組織も検体組織も染色されない
発色操作に問題がある
柳田 絵美衣
1,2
,
中村 広基
3
1慶應義塾大学医学部病理学教室
2慶應義塾大学医学部腫瘍センターゲノム医療ユニット
3西尾市民病院臨床検査室
pp.946-949
発行日 2018年9月15日
Published Date 2018/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543207319
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発色剤の色落ち
■原理・原因
発色剤の種類によっては,エタノールやキシレンなどの有機溶剤の可溶性で発色後に色落ちするものがあり,偽陰性を示す場合がある.
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