増刊号 一般検査ベーシックマスター
第2部 一般検査の「質」を保つTips&Techniques
Situation 3—結果と報告
糞便検査
—こんな症例と遭遇したとき,あなたならどうする?—室温で数日保存されていた検体が提出された場合
山浦 久
1
1さいたま市立病院中央検査科
pp.392-393
発行日 2017年3月15日
Published Date 2017/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543206805
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Quality Controlのために
糞便検査は検体採取を患者にお願いする必要があるため,その採取方法,保存方法などが測定結果を変動させる要因となる.すなわち,採便後の時間経過,保存温度によってヘモグロビンの安定性は大きく左右される.測定機器の精度管理は当然大事だが,測定前の検体がどう採取されて,どんな状態で提出されたのかを把握することも重要である.
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