特集 血液検査がわかる20の疑問
血球検査編 血球計数算定や白血球分類のための検体は、冷蔵保存ではなく室温保存のほうがよいのでしょうか?
久保田 浩
1
1大阪公立大学医学部附属病院 中央臨床検査部
キーワード:
温度
,
血球計数
,
自動分析
,
白血球計数
,
冷却保存
Keyword:
Autoanalysis
,
Blood Cell Count
,
Refrigeration
,
Leukocyte Count
,
Temperature
pp.718-720
発行日 2022年7月15日
Published Date 2022/7/15
DOI https://doi.org/10.32118/J01436.2022260719
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自動血球分析装置における血球計数算定や白血球分類(5Diff)は、EDTA-2Kを用いて採血した検体を室温で6~8時間以内に測定することが望ましいですが、それができない場合は冷蔵(4℃)で24時間以内に測定します。標本作製は室温で4時間以内に行います。また、使用する機器の検体保存安定性を確認しておきましょう。
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