増刊号 一般検査ベーシックマスター
第2部 一般検査の「質」を保つTips&Techniques
Situation 2—検査の実施
尿検査
—ココがポイント!—尿定性検査
服部 亮輔
1
,
原 美津夫
1
1日本大学病院臨床検査部
pp.311-313
発行日 2017年3月15日
Published Date 2017/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543206784
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Quality Controlのために
・尿中には老廃物,薬剤または薬剤代謝産物など,さまざまな成分が含まれている.そのため,単純な構造で反応原理も化学的なものが多い尿定性試験紙法では,偽反応(偽陰性・偽陽性・異常発色)を起こすことがある.
・偽反応を発見し,正しい結果を報告するためには,尿定性試験紙の原理,含まれている試薬,偽反応の原因について正しく理解することが重要である.
・必要に応じて,確認検査を行うことが望ましい.
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