技術講座 病理
消耗性色素を利用した染色法を比較する—シュモール反応を中心に
宮越 里絵
1
,
丸川 活司
1
1北海道大学病院 病理部/病理診断科
pp.112-116
発行日 2017年2月1日
Published Date 2017/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543206743
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Point
●組織標本上には種々の色素がみられ,特殊染色や免疫染色などで鑑別する必要がある場合があります.
●リポフスチンは,消耗性色素と呼ばれていますが,加齢や老化とともに増加するため,加齢性色素とも呼ばれます.
●シュモール(Schmorl)反応は,リポフスチン,メラニンなどの還元性を利用した染色法です.
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