技術講座 採血
標準採血法ガイドラインに基づいた採血
池田 勝義
1
,
眞部 正弘
1
,
上村 弘子
1
,
大林 光念
1
,
安東 由喜雄
1
1熊本大学医学部附属病院中央検査部
pp.198-206
発行日 2015年3月1日
Published Date 2015/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543205853
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Point
●採血とは血液を採取する医療行為であり,静脈血採血,毛細管血採血,動脈血採血の3種類がある.
●採血に必要な物品には,採血針や採血管など規格が決まっているものから,使用者が任意に選択するものまである.より適切な物品を選択することが必要である.
●標準的な採血法として,国内では日本臨床検査標準協議会(JCCLS)が公表しているガイドラインがあり,現在「標準採血法ガイドライン第2版(GP4-A2)」が出ている.
●採血に伴う障害を採血合併症という.それぞれの対応法をマスターしておくことが必要である.
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