けんさ質問箱
免疫染色での主反応の方法
渡辺 信
1
,
K生
1神戸大医療技術短期大学部
pp.1022-1024
発行日 1989年6月1日
Published Date 1989/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543205636
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問 免疫染色でその主反応を実施する際,室温で短時間,冷蔵庫で一晩などの方法がありますが,その特徴,優劣をお教えください.(群馬県・K生)
答 現在,一般に用いられている免疫染色法は,大部分がPAP法である.以前は蛍光抗体法(直接法,間接法)がよく用いられ,今でも抗核抗体,腎炎の診断に使われている.いずれの方法もその原理は同じで,抗原と抗体の特異的な反応を利用したものである.
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